公開: 2021年10月16日
更新: 2021年10月16日
古代ギリシャの哲学者であったエンペドクレスは、物質世界の根源を火、空気、土、水の4つの元素からなるとする4元素論を説いた。さらに、これら4つの元素に運動をもたらす原理として、複数の元素を結合させる力として作用する愛と、逆に物質を複数の元素に分解し、無秩序を生み出す力として作用する憎しみがあるとする自然観を提唱した。バートランド・ラッセルは、進化論を提唱したとしている。これは、過去には様々な形態の動物が地球上に存在したが、自然淘汰によって現在、我々が知る動物たちだけが生き残ったとする考え方である。また、古代ギリシャのアナクシマンドロスも、生命の起源は海にあり、生物は海から陸上に移り住むようになったとする説を唱えていた。